青汁王子の企画
昨日、三崎優太氏(青汁王子)のYouTubeチャンネルにて、22歳以下の若者向けに、三崎氏がアフィリエイトを教えるというYouTube企画を開始すると通知があった。
この試み自体は非常に素晴らしいと思われる。
そもそも、三崎氏はECサイトが今ほど全盛ではなかった時代に、アフィリエイトで利益を挙げて立身した人物なので、説得力がある。いつの時代も最初に始めたものが最も利益を得ることが出来るので、先見の明があったと言ってもいいかもしれない。
今回の青汁王子のこの企画について、私が思ったことを述べさせていただく。
この動画の通知によると、22歳以下の若者に青汁王子がアフィリエイトについて教えてくれるようだ。
青汁王子が直接教えてくれるのかどうかは現状、わからない。だが、動画で顔出しOKの若者を募集しているようなので、直々にセミナーのような勉強会をするのではないかと思う。
しかしながら、お金持ちにさせますという煽りだけ気になった。
アフィリエイトというのは有料セミナー(いわゆるオンラインサロン)や情報商材グループに入会させるスキームとして活用されてきた。
そして後述するが、現状、個人の力でアフィリエイトで金持ちになるというのはそれこそ常軌を逸するような、尋常ではない努力が必要であり、不可能とは言うつもりはないが、この「金持ちにします」という一文でちょっと胡散臭く感じてしまうのが事実である。
「金持ちにさせます(ただし、あなたの努力次第)」ということを忘れてはならない。
2014年~2017年ごろのブロガーには馴染みが深いと思うが、イケダハヤトがいい例である。
個人でやるアフィリエイトはオワコン
結論、アフィリエイトはオワコンである。
正確には、アフィリエイトで稼ぐことは今でも十二分に可能である。現に私は今でも雀の涙ほどの銭コロをGoogle様から頂いている。
ただ、これから三崎氏のような金持ちになるほど稼げるかと言ったら、個人の努力の範疇を遥かに超えている。
まず、アフィリエイトで稼ぐうえで重要になるのがターゲットの商材選びなわけだが、単価が高い商品は企業が参入して徹底的にSEO対策しているので参入障壁が鬼のように高く、確実に個人でどうなるレベルではない。
2018年ごろまでは個人ブログでもそれなりにSEO対策を頑張れば月に10~100万以上稼ぐことは十二分に可能だったのだが、現在はGoogleのアルゴリズムの変更により企業サイトが検索上位に表示されるようになってしまったので、高単価のアフィリエイト商材を狙うのはもう無理であるといえる。
個人サイトでは、企業運営のマンパワーおよび資金注力による、圧倒的なドメインパワーには敵いようがない。
金持ちになるには法人化しかない
というわけで、現状アフィで金持ちになるには、並み居る企業サイトと同じ土俵に立つしかなく、結果、法人化がもっとも近道なのではないかと思われる。
もはや個人が血の滲むような努力をしても、企業サイトのSEO対策には及ばない。
綿密な事業計画と時間、それなりの人出を投入してコツコツとやっていくしかない。
ただ、個人でも小遣い稼ぎ程度であれば私のように多少は銭コロ稼ぎはできる。
資本主義なので、金持ちになろうと思ったら特別な才能がない限り、起業するしかない。
一番のメリットは三崎氏と会えることだと思う
ここまで後ろ向きなことを書いてしまったが、とはいえ三崎氏ほど有名な金持ちインフルエンサーが受講料を取るわけはないと思うので、そうはいってもこの企画の参加者にとってはメリットしかない。
というか、アフィリエイト云々はどうでもよくて、三崎氏のチャンネルの企画に参加できるというのが一番の魅力であり、チャンスである。
金持ちになりたいとか、そういう思いは置いておいて、経営者インフルエンサーと何かをやるということが何よりの貴重な財産になると思う。
若者をうらやむ三十路…(´;ω;`)ウゥゥ
コメント欄でオッサンが発狂しててワロタ
そしてこれが私がもっとも言いたかったことなのだが。
22歳以下限定ということで、コメント欄でそれ以上の年齢の視聴者が「年齢を引き上げてくれ」だの、「すべての年齢の人にチャンスを」だのといった、若年層ではないであろうオッサンの悲痛なコメントが散見されていて笑ってしまった。
いつまで他人のフンドシを借りなければ相撲が取れないのか?
まず、チャンスが平等に転がっていると考えている時点で世の中を舐めているんじゃないかと感じてしまう。
そもそもアフィリエイトなんぞネットに転がっている無料情報、ブロガーの備忘録などで勉強すれば十分。
地道な努力も勉強もせず、「お金持ちにさせる」という、降って湧いたようなオイシイ文言に必死に飛びつく中年の姿は見ていて非常に滑稽である。
誰かに「教えてもらう」「やってもらう」そんな精神性だから、その年齢になるまでこんなことの判断がつかなくなるのであろうと感じた。
三崎氏は自分で人生を切り拓いてきた経営者なので、こういうコメントには吐き気を催しているんじゃないかな。
老若男女年齢関係なく、平等に甘い言葉を投げかけるのは詐欺師しかいないだろう。
まとめ
オッサンDISしてごめんなさい。
しかしながら、自分でものごとを考えられない、歳だけ無駄に喰ってるような人間を見てるとイライラしてしまう。
だから詐欺はなくならないよね。
世の中のリアルは、「ナニワ金融道」を読むのがオススメ。
あと、青汁王子は個人的に好きなので、これからも頑張ってほしい。
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