4弾 最強カードランキング
ボルバルザークがこの弾まで現役(むしろこの弾のカードプールでの活躍が全盛期)だったため、悲しいことに4弾のSRカードは影が薄い。すべてのビートダウンを否定するボルバル5C天門と、その天門に優位を取れるハンデスボルバルが環境で大暴れしている。
3位 血風精霊ザーディア
血風聖霊ザーディア P 光/火文明 (9)
クリーチャー:エンジェル・コマンド/メルト・ウォリアー 5500
シンパシー:エンジェル・コマンドおよびメルト・ウォリアー
このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、相手のクリーチャーをパワーの合計が5500以下になるよう好きな数選び、破壊する。その後、自分の山札の上から1枚目を、裏向きのまま自分のシールドに加える。
ビートダウン殺し
【天門】系統のデッキで長きにわたって活躍した。
割り振り除去とシールド追加能力のcipが非常に優秀で、速攻デッキの天敵である。コストに対してパワーは低めではあるが上記のcipが優秀なのでほとんど気にならない。
パワーが低いとは言っても、『ヘブンズ・ゲート』から出てくれば出てくれば得られるアドバンテージは大きい。除去とシールド追加で相手のリーサルプランを大きく狂わせる、強力なブロッカーである。
TCGではブロッカーではなかった。
2位 剛撃精霊エリクシア
剛撃聖霊エリクシア SR 光/自然文明 (7)
クリーチャー:エンジェル・コマンド/ジャイアント 3000+
ブロッカー
パワード・ブレイカー自分のマナゾーンにある文明ひとつにつきパワーを+3000する。
超巨大ブロッカー
5色デッキでは18000という超パワー、Qブレイカーを誇るブロッカーとなる。所詮は準バニラ的な性能ではあるが、流石にここまで巨大サイズだと相手にとっては驚異。戦闘面ではほぼ無敵なため、アタッカーとしても非常に頼りになる。
【5C天門】で『ヘブンズ・ゲート』から繰り出される超パワーブロッカーとして活躍。7マナでこの高スタッツはコスト論を完全に逸脱しており、【5C天門】のトップメタに大きく貢献した。『超新星アポロヌス・ドラゲリオン』や『竜極神ゲキメツ』が出すのに準備や一苦労があるカードであると考えると、条件付きとはいえ単体でここまでのパワーを持つのは異質である。
1位 ヘブンズ・ゲート
ヘブンズ・ゲート VR 光文明 (6)
呪文
S・トリガー
光の「ブロッカー」を持つ、進化ではないクリーチャーを2体まで、自分の手札からバトルゾーンに出す。
最強のカウンター札
Sトリガー付きなのが本当に強い。
【天門】デッキを成立させているキーカード。デュエプレでは攻防一体の優秀なブロッカーを多数獲得したので、トップメタとして君臨し続けている。というか、NEWディビジョンだとスタン落ちまで活躍するだろう。それほど、このカードのパワーが高いことの証左となっている。
手打ちでも十分強いが、盾からトリガーしたときに受けられる見返りが他のカードの追随を許さないほど大きい。そのカウンター性能はビートダウンを強烈に牽制する。特に速攻デッキはトリガーしたヘブンズ・ゲートから登場する強力なブロッカーを突破することはほぼ不可能である。
4弾環境において登場後、同弾でザーディア、バルホルス、エリクシアとすでに強力なブロッカーを複数獲得したで、早々とトップメタに躍り出ている。
ずーっとトップメタ
登場以来、天門系統のデッキはトップメタを走り続けている。
強力な光のブロッカーが登場するたびに強化されていく性質があるので、オール・ディビジョンにおいてはいつまでも環境で見かけるカードとなるだろう。
5弾 最強カードランキング
ボルバルザークが規制され、デッキに多様性が生まれた。進化V(ボルテックス)を持つ5王が登場したが、それぞれのデッキはトップメタを取るまでには至っていない。
3位 英知と追撃の宝剣
英知と追撃の宝剣 VR 水/闇文明 (8)
呪文
相手のクリーチャーを2体選び、その中からランダムに1体破壊し、もう1体を手札に戻す。その後、相手のマナゾーンからランダムなカードを1枚墓地に置き、もう1枚を手札に戻す。
コントロールで活躍 デュエプレでは珍しいランデス呪文
大型エターナル呪文。
デュエプレはランデスに厳しいが、この呪文は珍しく撃てば確定でランデス出来る呪文。8コストと重いが、相手のマナを2ランデスし、盤面も2枚処理できるので得られるアドバンテージは非常に大きいと言える。
しかし、破壊とバウンスの対象は選べないので注意が必要。特にマナからのバウンスは完全にランダムなので、闇雲に打っても敵に塩を送るような結果になり得る。相手のマナが足りているときに撃っても、利になる手札補充で終わってしまうような場面も多い。
やはり他のカードと組み合わせたときに真価を発揮するというべきだろう。『ロスト・ソウル』との相性は抜群。このカードを連打すれば相手はマナが減って手札だけが増えているはずなので、盤面とマナをズタズタにした後にハンデスを撃てば反撃の芽を完全に摘ませることが出来る。
総じてコントロール向けの強力なカードである。
2位 ボルシャック・バディ・ドラゴン
ボルシャック・バディ・ドラゴン R 火文明 (4)
クリーチャー:アーマード・ドラゴン 3000+
バトルゾーンに出た時、自分の山札からファイアー・バードを探索し、1枚を公開してから手札に加えてもよい。その後、山札をシャッフルする。
攻撃中、自分のファイアー・バード1体につきパワーを+1000する。
ドラゴンデッキの潤滑油
4マナの軽量ドラゴンというだけで一定以上の需要があるが、さらにドラゴンデッキの必須である『コッコ・ルピア』をサーチできるのは心強い。
グールデッキにおいてザーク・ゼヴォルなどの優秀なアタッカーもサーチできる。のちに【アポロヌス・ドラゲリオン】で軽量ドラゴンとして活躍した。
このカードには、個人的に思い入れも深い。プロモのイラストもカッコいい。
1位 魂と記憶の盾
魂と記憶の盾
VR 光/水文明 (4)
呪文
相手の進化でないクリーチャー1体を持ち主のシールドゾーンに加える。そのクリーチャーのコストが3以下なら、カードを1枚引く。
超汎用除去
超高汎用の除去カード。4コスト盾送りでキャントリップ付き。この軽さならビートにも間に合うし、対コントロールにおいてもリアニメイトを許さない除去でフィニッシャーを安全に処理できる。
あまりの汎用性でほとんどのコントロールデッキで4投された結果、DP殿堂カードとなった。同時期にモヤシ効果を持つ『烈流神アギョウ・ウンギョウ』が大暴れしていたので必要悪的なカードとして見られていたのだが、10弾で登場したナイトと相性が良いためか9弾EX環境の終わりを待って殿堂入りした。
6弾 最強カードランキング
わかりやすく強力なフィニッシャーが多く登場したことで、デュエプレの売り上げをV字回復させた名パックとして名高いのがこの6弾。ドルバロム、アルファディオス、ボルメテウス・サファイア・ドラゴン、インビンシブル呪文など「このカードを出せば勝ち」という、プレイを目指すべき明確なフィニッシャーが数多く登場した。
強力なテーマサポートも多く追加され、個人的にはもっともバランスの取れたパックだったと思う。
3位 インビンシブル・テクノロジー
インビンシブル・テクノロジー SR 水文明 (13)
呪文
自分のマナゾーンにあるカードがすべて水なら、唱えるコストを6少なくする。
手札が10枚になるまでカードを引く。その後、水のクリーチャー1枚を自分の手札からバトルゾーンに出す。
水単色デッキでは打てば勝ちレベルのスーパードローカード
インビンシブル呪文の中では唯一のSRで、明らかに頭一つ抜けたカードパワーでリリースされた。
青単デッキにおいては、7マナで最大10枚ドローという規格外のドロー能力を持つ。さらに、そのあと水のクリーチャーを場に出せるので、ドローしたクリーチャーを即座にフィールドアドバンテージに変換できる。
このカードとクリスタル・ツヴァイランサーの存在から、水文明は最も単色で組む意義がある文明となっている。
とはいえ流石に実質7マナでここまでの性能はやりすぎ感があり、後にDP殿堂に指定されている。【青単テクノロジー】はアリーナ優勝経験もあるデッキだったので仕方がないか。
2位 ボルメテウス・サファイア・ドラゴン
ボルメテウス・サファイア・ドラゴン VR 火文明 (10)
クリーチャー:アーマード・ドラゴン 11000+
スピードアタッカー
パワーアタッカー+3000
T・ブレイカー
このクリーチャーがシールドをブレイクする時、相手はそのシールドを自身の手札に加えるかわりに墓地に置く。
一時代を築いたドラゴン
TCGではプレミアム殿堂にもなったパワーカードだが、そのままの効果でデュエプレに推参。
登場当初からボルバルザークに代わるコントロールのフィニッシャーとして盛んに使用された。ドラゴンの切り札としても当然活躍。カチュアはこのカードの登場によって一気に実用的になるまでにデッキが強化された。
7弾で登場した『インフェルノ・ゲート』との相性も無論最高。スピードアタッカー、シールド焼却、Tブレイカーが見事なまでにシナジーしている最高のフィニッシャーといえる。
1位 クリスタル・ツヴァイランサー
クリスタル・ツヴァイランサー SR 水文明
進化クリーチャー:リキッド・ピープル 13000
進化-リキッド・ピープル
G・ゼロ:バトルゾーンに自分のリキッド・ピープル4体以上
T・ブレイカー
ブロックされない。
無重力の怪物
水文明大望のフィニッシャー。TCGでは、リキピデッキで欲しい大型だったものの、コストが重すぎて結局使われなかった…のだが、何を思ったのかデュエプレではまさかの最強能力「G・ゼロ」が追加され超絶強化。
これによって高コストで使いにくいという弱点が完全に消え去り、0コストで突如としてアンブロッカブルの超巨大T・ブレイカーが召喚酔い無しで現れるという凄まじいクリーチャーと化した。
リキッド・ピープルは基本的に優秀なcipを持つ小型クリーチャーによる展開戦法を得意としているので、G・ゼロとの相性はすこぶる良い。特に進化クリーチャーの召喚に呼応してドローする能力を持つ『アクア・スクリュー』との相性は最高であり、上振れれば複数ドローしつつこのクリーチャーが複数体並ぶことになる。その展開力と速度はTCGで悪名高い『轟轟轟ブランド』に比肩するか、それを上回るとすら言われた。
複数並べば本来ビートの天敵であるトリガー『ヘブンズ・ゲート』からのブロッカー展開すら余裕で貫通する。その性質からデュエプレのゲームスピードを一気に加速させた。弱点としては、進化元を細かく除去されるとG・ゼロの発動条件を満たせなくなるため厳しい。
何より生半可にシールドを割られたところで、増えた手札でツヴァイを走らせてワンショットすればよいというカウンター戦術が狙える。トリガーのリスク以外で盾を割るのを躊躇させるという点で、他のビートダウンデッキとは一線を画すといえる。
7弾 最強カードランキング
強烈なデザイナーズデッキの登場によって、一気にカードパワーとゲームスピードがインフレした。
シンパシーの獲得によって実用的になったフェニックスと、それらフェニックスとデザイナーズコンボするデッキが開発され、フェニックス最速降臨に対処できないデッキは軒並み駆逐された。ドラゲリオン、セイントマザー、マーキュリー。この3体のフェニックスは召喚さえしてしまえば単体でゲームを終わらせるカードパワーを持っている。
3位 機動要塞ピラミリオン
機動要塞ピラミリオン UC 光文明 (4)
クリーチャー:グレートメカオー 2000
バトルゾーンに出た時、自分の山札からコスト2以下のグレートメカオーを探索し、1枚をバトルゾーンに出す。その後、山札をシャッフルする。
グレートメカオー最大の強み
最強クラスのデザイナーズデッキと謳われる【グレートメカオー】で最も強力な1枚。
メカオーの盤面展開の優秀さに貢献している。超新星の持つシンパシーと非常に相性が良く、メカオーにおける超新星の出しやすさに拍車をかけているといえる。しかも2コストのメカオーは優秀で、リクルート先には全く困らない。全体パンプの『ジャンボアタッカー』、2コスト最高パワーブロッカーの『エル・カイオウ』、手札交換なら『オボロカゲロウ』、墓地メタの『コンクリオン』…と、状況を選んで場に出せる。
4コストという軽さでリクルート持ちというのがそもそも非常に強力。しかもリクルート先も非常に優秀なのだから、グレートメカオーという種族は本当に至れり尽くせりである。
強力なドローソースの『ガトリンガー』に4→5で繋がるのもGood。
2位 超新星ヴィーナス・ラ・セイントマザー
超神星ヴィーナス・ラ・セイントマザー SR 光文明 (6)
進化クリーチャー:フェニックス 12500
進化GV-ガーディアン、グレートメカオー、アーク・セラフィムのいずれか3体
シンパシー:ガーディアン、グレートメカオー、アーク・セラフィム
T・ブレイカー
メテオバーン1:自分のクリーチャーがバトルゾーンを離れる時、そのパワーが0より大きければ、かわりにこのクリーチャーの下にあるカード1枚を墓地に置く。そのクリーチャーはそのターン、そのパワーが0より大きければ、バトルゾーンを離れない。
本当にしぶとい
メテオバーンで場を離れないクリーチャー。その場持ちの良さでビートダウンの安心感をくれる。
特に対除去コントロールにおいて絶大な効果を発揮し、Tブレイカーと高パワーもありこのカード1枚を雑に出すだけで詰みに持って行ってしまう展開も少なくない。
環境においてはtire1デッキの【グレートメカオー】のフィニッシャーとして活躍。優秀な効果を持つが低パワーのメカオー軍団を強力にサポートする。とりあえず一度場に出してしまえばその場持ちの良さでテンポ面の優位を保証。
しかもメテオバーン効果はターン中ずっと持続するのが嬉しいところ。進化元も軽くて優秀な種族なので、シンパシーが有効に作用する。
1位 超新星アポロヌス・ドラゲリオン
超神星アポロヌス・ドラゲリオン SR 火文明 (6)
進化クリーチャー:フェニックス 30000
進化GV-ドラゴン3体
シンパシー:ドラゴン
ワールド・ブレイカー
メテオバーン3:攻撃する時、このクリーチャーの下にあるカード3枚を墓地に置いてもよい。そうした場合、相手のシールドをすべてブレイクする。
相手がこのクリーチャーを選んだ時、相手のマナゾーンにあるカードをすべて墓地に置く。
必殺の攻撃力
DP殿堂カード。
30000という超高パワーと、メテオバーンでオールブレイクを放つ。そのパワーゆえに戦闘で負けることはほぼないと考えていい。素でワールド・ブレイカーを持っているものの、使う機会はほとんどない。攻撃時のメテオバーンで相手の盾をすべて吹き飛ばし、そのままダイレクトアタックを撃ちこむからである。ワンショット性能が極めて高く、ドラゲリオンデッキは対策をしていないとなすすべなく最速5ターンキルが決まってしまう。
その攻撃性能はまさに即死級。スパーク系のオールタッパーすら貫通するので、盾が何枚あろうがブロッカーがいなければそのままダイレクトアタックに持ち込める。さらに凶悪なのが選ばれると相手のマナをすべて吹き飛ばすという効果。実質的なアンタッチャブルであり、デーモン・ハンドなどで破壊されてもオールランデスで相手の反撃の芽を完全に摘んでしまうド
ここまでの性能は進化元が重いという前提のものだと思われるのだが、デュエプレでは『センチネル・ドラゴン』『ボルシャック・バディ・ドラゴン』等の非常に優秀な軽いドラゴンが多数存在し、『コッコ・ルピア』を絡めた展開で安定して5ターン目にはドラゲリオンを召喚できた。
有効なのはブロッカーによるチャンプブロック。環境においては、このカードの対策のためにSトリガーブロッカーをデッキに積むことを強いられた。他デッキに及ぼした影響は計り知れない、紛うことなきパワーカードである。
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