5位 【征竜】
出ました、まあこいつは避けては通れないんじゃないでしょうかね。
なんで5位かっていうと、全盛期には同時期に【魔導】が環境を二分する存在として立ちはだかっていたからですね。とはいえ子征竜の力もフルに使えた全盛【征竜】を相手取るには基本先攻ゲーかますしかなかったので、やっぱり圧倒的なパワーだったわけです。
子征竜のほうが規制されても相変わらず環境トップ。しかも魔導が規制されて環境から消えたので敵無しです。確かに子征竜がいなくなったのでデッキパワー自体は下がりましたが、空いたスロットを相性の良い汎用カードで埋めればいいだけの話でした。
実質的にヴェルズ以外は対抗デッキが無いという惨状。準制限になっても環境トップに居座り続けたのだからカテゴリとしてのパワーは歴代でも最強クラスだったということでしょう。
4位 【カオス】
長く活躍したという点においてはこのデッキも相当なものです。
というかカオスモンスターである開闢、終焉ともにあまりにもオーバースペックというか、未来を先取りしすぎてるカード群なわけで、性能だけでみたら9期に匹敵するパワーを持つ単体性能なわけです。そりゃあ、当時の環境からすればチート以外のなにものでもない。
【スタンダード】タイプのデッキの中では最強であり、思い出深いものがありますね。活躍した歴史も長い。『カオス・ソーサラー』まで活躍したと考えれば相当なものです。
個人的には、【変異カオス】ですかね。世界大会優勝も果たしているし、色々できて面白かった印象。
3位 【十二獣】
はい。
私は9期終盤までYP(遊戯王プレイヤー)だったんですけど、このデッキ(というか十二獣というカテゴリ)ほどクソだと思ったのもなかなか無かったっすね。
まあ遊戯王やっていくうえで定期的にクソ強チートカードがリリースされるのは、もはやある種の諦観を覚えるんですがね。それにしたってとんでもない連中でしたね、この十二獣は。
何が問題かって、十二獣モンスター1枚から十二獣エクシーズモンスターをエクシーズ召喚できるっていうのが酷い。
つまり、十二獣エクシーズの上に別の十二獣エクシーズを連続して重ねるなんて言う芸当も可能なわけで、十二獣エクシーズモンスターがただのバニラだったら無問題だったんでしょうけど、そこは悪名高き9期。
あろうことか、ドランシアとかいう超お手軽制圧モンスターを出しちゃったんスな~
しかもクソ強万能サーチ効果持ちのブルホーンもおり、ブルホーン経由して十二獣サーチ→さらにドランシア重ねて制圧 とかいうクソムーブが可能だったんすね。アドバンテージ獲得の概念を大きく捻じ曲げていたと言っても過言ではありません。真面目にやってる他のデッキが馬鹿らしくなるわな。
更に更に、モルモラット展開や十二獣の会局を加えたらそりゃあもう一強もいいところですよ。
この頃は完全に十二獣しか人権なかったからなあ…
会局やモルモラットの出張性能のせいで、本当に誇張抜きでどんなデッキにも十二獣は出張していましたからね…
2位 【EMEm】
プレイヤーだった頃の私の知り得るなかで、屈指の一強状態を誇っていたデッキです。
判官贔屓もありますが、このデッキ以外は全部雑魚って言えるほどに突出した強さでした。つまり、完全にこのデッキ以外人権が無かったわけです。
うーん、まあ近年の遊戯王においても最強はこのデッキでしょうね。メタゲームにおいて異常な強さをもってましたから。
毎ターン1キルレベルの展開を安定して行えるし、とにかくハチャメチャでしたわ。
詳しくは、下記リンクの記事も参照してみてくだしあ。
【遊戯王 最強デッキ】『EMEm(エンタメイトエンタメイジ)』の変遷と思い出
1位 【サイエンカタパ】
栄えある?1位はこのデッキです。
なんで?と思う方もいらっしゃるでしょうが、このデッキの当時の暴れっぷりたるや酷いものだったのです。。。
何が酷いかって、基本1キルコンボがカタパルト・タートルと魔導サイエンティストの2枚で完結していることですよね。つまり、他の1キルデッキとは違ってデッキスロットを多くの汎用パーツで埋めることが出来るんですね。これが歴代1キル系デッキの中でも圧倒的な安定性を誇る所以になっているわけです(まあ9期のデッキ群、特にEMEmとかは先攻で完全制圧布陣を作るので先攻1キルデッキみたいなもんですけどね)。
魔導サイエンティストは単体でも傑出した攻撃性能を誇るので、コンボが始動しなくても通常のビートダウンデッキのように戦うことができます。強すぎるんですよねこいつ
なによりこのデッキを1位に推した最大の理由は、これだけ強力な1キルデッキでありながら、1年以上という長期間にわたって規制もされずに野放しにされていたということです!!
その期間、なんと1年と8ケ月!!約2年間にも渡って暴れ続けたわけですから、その寿命の長さも相まって当時どれほどのプレイヤーのヘイトを溜めていたのか図り知れません。
なにせ、先行1キル率8割超とも言われるとんでもなく恐ろしいデッキでしたから、現役の頃はまともなゲームバランスではなかったのは火を見るより明らか。
同時期のカオスですら寄せ付けない強さを発揮していたのに、規制がかからなかったのは運営の怠慢としか言いようがありません。
以上の理由を以て、1位には【サイエンカタパ】を挙げさせていただきます。
まとめ
はい。
かなり偏った感じになってしまいましたが、これは私が現役プレイヤーだったのが6期~9期だったからですね。異論は受け付けます。
今回を踏まえて思ったことですが…やっぱ9期ってクソだわ。
ー完ー
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