目次
35.十二獣の会局
永続魔法(禁止カード)
「十二獣の会局」の(1)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分フィールドの表側表示のカード1枚を対象としてこの効果を発動できる。
そのカードを破壊し、デッキから「十二獣」モンスター1体を特殊召喚する。
(2):このカードが効果で破壊され墓地へ送られた場合、
自分フィールドの「十二獣」Xモンスター1体を対象として発動できる。
墓地のこのカードをそのXモンスターの下に重ねてX素材とする。
十二獣最強のパワーカード
※2019年10月より禁止解除
【十二獣】の圧倒的安定性に貢献していたカード。
自身を破壊してもよいので汎用性は高く、様々なカードとコンボすることで実質的にノーコストどころか、アドバンテージを稼ぎながら十二獣をリクルートすることができる。
このカードの存在によって、『十二獣モルモラット』からの大量展開をほぼ間違いなく先行1ターン目に始動することが可能であった。実質的に最強の十二獣カードと言っても過言ではない。
このカードと『十二獣モルモラット』、その他数枚の十二獣+『炎舞-天キ』の出張セットは当時の環境で暴れまくり、どのデッキでもこのカードを見ない日が無かったと言ってもよかったくらいだった。
後述のドランシアや、同じく禁止カードのブルホーンといい9期最後のテーマ【十二獣】はとんでもない爆弾だったのである。
36.十二獣ドランシア
ランク4/地属性/獣戦士族/攻 ?/守 ?
レベル4モンスター×4
「十二獣ドランシア」は1ターンに1度、
同名カード以外の自分フィールドの「十二獣」モンスターの上に重ねてX召喚する事もできる。
(1):このカードの攻撃力・守備力は、
このカードがX素材としている「十二獣」モンスターのそれぞれの数値分アップする。
(2):1ターンに1度、このカードのX素材を1つ取り除き、
フィールドの表側表示のカード1枚を対象として発動できる。
そのカードを破壊する。
この効果は相手ターンでも発動できる。
エクシーズ最強格 のけものフレンズ
※2019年12月より禁止解除…したが2021年7月でまた禁止に
相手ターン中にカードを破壊できる、強力な制圧モンスター。
これほどの強力な効果を持っているにも関わらず、【十二獣】においては十二獣モンスター1枚から召喚できた。
『十二獣ブルホーン』を経由することでアドバンテージを稼ぎながら特殊召喚されることが殆どであり、先攻1ターン目に特殊召喚されると勝敗が決してしまうレベルであった。当時の環境において、このカードがたった1枚から特殊召喚されるゆえに他の制圧モンスターが横に並んでいることが多く、突破困難な先攻ゲーを作り出していた。
このカードの問題は先攻ゲーの増長に留まらず、当時の十二獣の脅威的な拡張性・出張性能と相まって、マンネリで流動性の無い環境を作り出してしまうことにあった。事実、当時の環境は十二獣一色であり、さらにその出張性能により他デッキに採用されたほうがそのデッキをより強力にしたために、まさしく「十二獣を採用しないデッキはデッキに非ず」状態であったのである。
果てないインフレによって、このカードも後に制限カードへ緩和された。しかし、パワーカードであることに変わりはないので、依然として【十二獣】の切り札として活躍している。
37.黒き森のウィッチ (エラッタ前)
※こちらは現在の効果
効果モンスター
星4/闇属性/魔法使い族/攻1100/守1200
このカード名の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードがフィールドから墓地へ送られた場合に発動する。
デッキから守備力1500以下のモンスター1体を手札に加える。
このターン、自分はこの効果で手札に加えたカード及びその同名カードの発動ができない。
※こちらはエラッタ前の効果
効果モンスター
星4/闇属性/魔法使い族/攻1100/守1200
このカードがフィールドから墓地へ送られた場合に発動する。
デッキから守備力1500以下のモンスター1体を手札に加える。
最高のサーチカード
遊戯王史において、歴代最高の広範なサーチ性能を誇るカード。
守備力1500以下のモンスターというのは実戦的かつ有用なモンスター、つまりはデッキに採用しうるメインモンスターの殆どの数値であるため、非常に汎用性が高い。
1800~1900ラインのメインアタッカーは守備力が1500以下であることが殆どであり、【スタンダード】の必須カードとして大活躍した。基本的にデッキ構築においては攻撃力が高いモンスターが優先されるため、後述のクリッターよりも強力であったといえる。
このカードは2回エラッタされていて、最初期にはフィールドから墓地へ送ったときという文言が無かったため、手札やデッキから墓地へ送っても効果が発動した。そのため、【エクゾディア】最強のサーチカードとして機能し、先攻1キルのじゃんけんゲームを作り出していた。
現在はエラッタされているとはいえ、未だその広いサーチ範囲は健在である。リンク召喚との相性もよいが、速度が重視される現代遊戯王においては活躍が厳しくなっているのが現状である。
38.クリッター (エラッタ前)
※こちらは現在の効果
効果モンスター
星3/闇属性/悪魔族/攻1000/守 600
このカード名の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードがフィールドから墓地へ送られた場合に発動する。
デッキから攻撃力1500以下のモンスター1体を手札に加える。
このターン、自分はこの効果で手札に加えたカード及びその同名カードの発動ができない。
※こちらはエラッタ前の効果
効果モンスター
星3/闇属性/悪魔族/攻1000/守 600
このカードがフィールドから墓地へ送られた場合に発動する。
デッキから攻撃力1500以下のモンスター1体を手札に加える。
シンクロ、エクシーズ時代まで長く活躍した歴戦のサーチャー
相互互換といえる黒き森のウィッチは早々に禁止カードとなったが、高攻撃力のモンスターをサーチできないのがネックとされてこのカードは長らく制限カード止まりとなっていた。
しかし、シンクロ召喚が実装されたことで事情は一変する。
チューナーの多くは低レベル&低ステータスであり、またシンクロ素材として有用なモンスターも多くが低ステータスだったがゆえ、有力なサーチ先が多く登場したことでシンクロデッキに組み込まれるようになったのである。更にクリッター自身もシンクロ素材として墓地へ送られることで後続をサーチすることが出来、シンクロデッキとの相性は抜群。
最もよく知られるのは【デブリダンディ】を祖とするハイブリッド型の高速連続シンクロデッキであろう。このカードをシンクロ素材とすることで、デッキから新たなチューナーや特種召喚モンスターをリクルートし、シンクロラッシュに繋げる。低ステータス故にサポートカードを共存でき、『死のデッキ破壊ウイルス』など強力罠のリリース素材としても活躍。
『魔界発現世行デスガイド』がリリースされてからはそのリクルート先最有力として、更なる輝きを魅せた。
長い遊戯王史を語るうえで外すことが出来ない名カードであるといえる。
39.死のデッキ破壊ウイルス (エラッタ前)
※こちらは現在の効果
通常罠
(1):自分フィールドの攻撃力1000以下の闇属性モンスター1体をリリースして発動できる。
相手フィールドのモンスター及び相手の手札を全て確認し、
その内の攻撃力1500以上のモンスターを全て破壊する。
その後、相手はデッキから攻撃力1500以上のモンスターを3体まで選んで破壊できる。
このカードの発動後、次のターンの終了時まで相手が受ける全てのダメージは0になる。
※こちらはエラッタ前の効果
自分フィールド上の攻撃力1000以下の
闇属性モンスター1体をリリースして発動できる。
相手フィールド上のモンスター、相手の手札、
相手のターンで数えて3ターンの間に相手がドローしたカードを全て確認し、
攻撃力1500以上のモンスターを破壊する。
デッキ破壊…というよりは「手札破壊」 グッドスタッフデッキに破滅的被害をもたらす
死のデッキ破壊ウイルスは原作で海馬が何度か使用したカードであり(いずれにおいても『闇・道化師のザギー』が生贄とされている)、有名かつ強力なカードである。原作ではデッキ内すべてのモンスターを墓地へ叩き込むトンデモカードではあったのだが、OCG化されたエラッタ前の効果も非常に強力。
攻撃力1500以上の場・手札のモンスターすべてを叩き落すというのは、単純に2:多数の莫大なアドバンテージを生み出す可能性がある。
ビートダウン系のデッキに対しては特に効果抜群で、壊滅的被害を与えることも十分に出来る。攻撃力1500以上のモンスターで構成されているデッキでは悪夢のようなカードである。
反面、シンクロリリース以降は低攻撃力モンスターが主体のデッキも数多く、メインデッキというよりはサイドカード向け、もしくは環境を読んで使うカードではあった。とはいえ低攻撃力デッキが増えるということはこのカードを自然に使えるということでもあり、優秀なチューナーや闇モンスターを素材に出来たため、使用頻度は上がった。
遊戯王は闇属性モンスターが強力な傾向にあり、ダークデッキに自然に投入することが出来るのも強み。
40.未来融合-フューチャー・フュージョン (エラッタ前)
※こちらは現在の効果
永続魔法
(1):このカードの発動後1回目の自分スタンバイフェイズに発動する。
自分のエクストラデッキの融合モンスター1体をお互いに確認し、
そのモンスターによって決められた融合素材モンスターを自分のデッキから墓地へ送る。
(2):このカードの発動後2回目の自分スタンバイフェイズに発動する。
このカードの(1)の効果で確認したモンスターと
同名の融合モンスター1体をエクストラデッキから融合召喚する。
このカードがフィールドから離れた時にそのモンスターは破壊される。
そのモンスターが破壊された時にこのカードは破壊される。
※こちらはエラッタ前の効果
自分のエクストラデッキの融合モンスター1体をお互いに確認し、
決められた融合素材モンスターを自分のデッキから墓地へ送る。
発動後2回目の自分のスタンバイフェイズ時に、確認した融合モンスター1体を
融合召喚扱いとしてエクストラデッキから特殊召喚する。
このカードがフィールド上から離れた時、そのモンスターを破壊する。
そのモンスターが破壊された時このカードを破壊する。
強力な墓地肥やし性能が問題視 ドラゴンデッキ最大の切り札
大きくエラッタされた元禁止カードの1枚。
どんなに難しい融合モンスターでも素材指定さえあれば2ターン後にデッキ融合で特殊召喚される、強力な融合カード…なのだが、このカードの真の使い方は「墓地肥やし」である。この墓地肥やしによる莫大なアドバンテージこそこのカードの真骨頂となる。
デッキを選ぶものの、エラッタ前は発動後即融合素材を墓地へ叩き込めたので、強力な『おろかな埋葬』のような使い方が出来た。デッキによっては、あの『苦渋の決断』すら上回るパワーカードとして機能し、文字通りのエンドカードであった。
最も有名なのは【未来オーバー】というデッキで、『キメラテック・オーバー・ドラゴン』はサイバー・ドラゴンと任意の枚数の機械族という融合素材指定であるため、デッキ内のすべての機械族をこのカードで墓地へ叩き込むことが可能であった。『オーバーロード・フュージョン』とのコンボで即座に攻撃力8000超え・10回攻撃以上(敵モンスターに限る)の『キメラテック・オーバー・ドラゴン』を特殊召喚するコンボが完成し、当時の環境で流行した。
上記のようなコンボデッキに限らず、更なる実践的な使い道として輝いたのはドラゴンデッキであろう。【カオスドラゴン】は海外でも大流行したデッキタイプの一つで、『F・G・D(ファイブ・ゴッド・ドラゴン)』の素材指定により一気に5体のドラゴンモンスターを墓地に送ることが出来たのである。ドラゴンデッキにおいて墓地はなによりも重要であり、墓地からのリアニメイトに加え、『ライトパルサー・ドラゴン』や『エクリプス・ワイバーン』など墓地に置いてこそ真価を発揮する強力なドラゴンも多数。『龍の鏡』で未来オーバーコンボのように即時召喚を狙っても良い。
更に強力にこのカードを扱える【征竜】や【青眼】の環境を席巻したドラゴンデッキも過去には多数ある。
カードプールが増加する中で強力になっていくカードの1枚であり、その即効性を潰すために次のスタンバイフェイズに墓地肥やし効果が発動する調整がされることとなった。速度がなによりも重視される現環境では致命的なタイムラグであり、1ターンバニラカードに過ぎない上に、破壊されては元も子もないというのは使う意義が少ない。このように、ちょっとした調整が加わるだけで、並のカードに成り下がってしまうわけである。
ヤタガラス今でも強いとかにわかもいいとこ
お前は馬鹿なのか?
しね
毎年毎年禁止だの制限だの長時間話し合っててバカじゃないの?と思うわけだが。
単純に同名カード3枚までなんてルールがあるのが原因なんだから、全カード一枚制限のルールに変えた方が絶対面白い。下らん話し合いに割いてる時間を使って誤解釈だらけのカードテキストの日本語表現いい加減見直せよな。
それでも世界一売れているカードゲームなので仕方ないですねえ
神判戻ってきてしまった・・・
マジっすか…
最近追えてなくて、更新も出来てなくて申し訳ない。
ちょっと勉強して更新しますね
エラッタ前の話しをしている時点でアホ。
69選とかw もっと10選とかに絞る頭ないのか?w
頭悪すぎww
見応えがあったわ