目次
30.マジェスペクター・ユニコーン
ペンデュラム・効果モンスター(禁止カード)
星6/風属性/魔法使い族/攻2000/守2000
【Pスケール:青2/赤2】
【モンスター効果】
「マジェスペクター・ユニコーン」の(1)のモンスター効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分のモンスターゾーンのPモンスター1体と
相手フィールドのモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを持ち主の手札に戻す。
この効果は相手ターンでも発動できる。
(2):このカードはモンスターゾーンに存在する限り、
相手の効果の対象にならず、相手の効果では破壊されない。
恐るべき不死性!凶悪な単体性能を誇る最強のペンデュラムモンスター
恐るべき汎用性を誇る、ペンデュラム最強の切り札として機能していたモンスター。
このモンスターの能力はペンデュラムにあるまじき恐るべきものであり、強力な9期のモンスター群の中ですら抜きんでた単体性能を誇る。
まず(1)の効果だが、対象とするペンデュラムモンスターには自分も含まれるため、サクリファイス・エスケープが可能なフリーチェーン除去として機能する。他のペンデュラムモンスターを手札に戻すことは、次ターン以降のペンデュラムスケール確保にも繋がり、単純な1:1交換以上の恩恵をもたらす。
そして(2)の効果。フリーチェーンバウンスのせいでただでさえ除去に苦労するのに、あろうことか対象にとられないうえ、カードの効果で破壊されない。戦闘でしか破壊は望めないのに、2000以上の攻撃力を持つモンスターはバウンスされて無為になるという、驚異の制圧力を持つに至らせている。
さらに厄介なことに、ペンデュラム特有の不死性を持ち合わせているため、なんとか除去したところでペンデュラムスケールを張られれば即座にエクストラデッキから復帰するという、凶悪極まりないパワーカードである。一緒に他のペンデュラムモンスターを復帰させれば、バウンス効果によりアドバンテージが+にさえなる。
全体除去すらフリーバウンス効果で回避可能であり、その制圧能力の高さと不死力によってペンデュラムデッキのパワーを凄まじいものとしていた。マジェスペクターであるためサーチも容易である。
このカードが活躍した9期においては、マジェスペクター・ユニコーンの横に複数体の制圧モンスターが並ぶことも日常茶飯事であり、このカードを筆頭とした強力な制圧モンスターをまとめて突破するために、マイナーカードであった『闇の護封剣』がメインにフル投入されるなど環境に絶大な影響力を与えたと言える。
31.焔征竜-ブラスター
効果モンスター(禁止カード)
星7/炎属性/ドラゴン族/攻2800/守1800
自分の手札・墓地からこのカード以外のドラゴン族
または炎属性のモンスターを合計2体除外して発動できる。
このカードを手札・墓地から特殊召喚する。
特殊召喚したこのカードは相手のエンドフェイズ時に持ち主の手札に戻る。
また、このカードと炎属性モンスター1体を手札から墓地へ捨てる事で、
フィールド上のカード1枚を選択して破壊する。
このカードが除外された場合、
デッキからドラゴン族・炎属性モンスター1体を手札に加える事ができる。
「焔征竜-ブラスター」の効果は1ターンに1度しか使用できない。
獄炎の征竜
征竜カテゴリのモンスターは、他の禁止カードとは少し事情が異なる。
「子征竜」という、各エレメントの征竜をリクルートするモンスター群の存在が、征竜を禁止に縛り付けているといえる。全盛期には、これら4征竜に加えて各種子征竜を搭載した征竜デッキが大暴れした。
なので子征竜が先に禁止化となったのだが、制限カードでも一部カードとコンボすることでまだまだ活躍できることに加え、各属性のサポートカードとしても際立つ。
もはや今後リリースされるカードは征竜を意識せざるを得ない状況になってしまったこともあり、4征竜すべてが禁止という厳しい措置を取られることになってしまった。
要は、「親征竜」+「子征竜」の組み合わせこそ禁止化の最大の所以なのである。
ブラスターは征竜の中でも最高の攻撃力を持つメインアタッカー。破壊効果も優秀で、致命的なメタカードを処理することが出来るため、4征竜の中でも特に強力。
除外された際は自身をサーチする意外にも、子征竜である『炎征竜-バーナー』や『ガード・オブ・フレムベル』を呼び出せた。
32.巌征竜-レドックス
効果モンスター(禁止カード)
星7/地属性/ドラゴン族/攻1600/守3000
自分の手札・墓地からこのカード以外のドラゴン族
または地属性のモンスターを合計2体除外して発動できる。
このカードを手札・墓地から特殊召喚する。
特殊召喚したこのカードは相手のエンドフェイズ時に持ち主の手札に戻る。
また、このカードと地属性モンスター1体を手札から墓地へ捨てる事で、
自分の墓地のモンスター1体を選択して特殊召喚する。
このカードが除外された場合、
デッキからドラゴン族・地属性モンスター1体を手札に加える事ができる。
「巌征竜-レドックス」の効果は1ターンに1度しか使用できない。
大地の征竜
最も高い防御力を誇る征竜。
壁として非常に優秀なので、『増殖するG』などのメタカードをケアするため、まずこのカードから特殊召喚するというのが定石であった。
1ターンで手札に戻るとはいえ、当時の環境で大流行した『クリムゾン・ブレーダー』に突破されない防御力というだけで価値がある。
蘇生効果も非常に有用で、様々なコンボに活用できる。後期型の征竜では、『幻木龍』をサーチすることで『幻水龍』とともにランク8エクシーズモンスターに繋げる。
33.瀑征竜-タイダル
星7/水属性/ドラゴン族/攻2600/守2000
自分の手札・墓地からこのカード以外のドラゴン族
または水属性のモンスターを合計2体除外して発動できる。
このカードを手札・墓地から特殊召喚する。
特殊召喚したこのカードは相手のエンドフェイズ時に持ち主の手札に戻る。
また、このカードと水属性モンスター1体を手札から墓地へ捨てる事で、
デッキからモンスター1体を墓地へ送る。
このカードが除外された場合、
デッキからドラゴン族・水属性モンスター1体を手札に加える事ができる。
「瀑征竜-タイダル」の効果は1ターンに1度しか使用できない。
瀑布の征竜
水の征竜。
攻撃力はブラスターに次ぐ。モンスターを1体墓地へ送ることが出来、征竜はもちろん【海皇】などの墓地利用デッキにおいても非常に有用な効果である。
また、後期型の征竜では、『幻水龍』をサーチすることで『幻木龍』とともにランク8エクシーズモンスターに繋げる。
34.嵐征竜-テンペスト
効果モンスター(禁止カード)
星7/風属性/ドラゴン族/攻2400/守2200
自分の手札・墓地からこのカード以外のドラゴン族
または風属性のモンスターを合計2体除外して発動できる。
このカードを手札・墓地から特殊召喚する。
特殊召喚したこのカードは相手のエンドフェイズ時に持ち主の手札に戻る。
また、このカードと風属性モンスター1体を手札から墓地へ捨てる事で、
デッキからドラゴン族モンスター1体を手札に加える。
このカードが除外された場合、
デッキからドラゴン族・風属性モンスター1体を手札に加える事ができる。
「嵐征竜-テンペスト」の効果は1ターンに1度しか使用できない
嵐の征竜
※2018年10月1日より禁止解除
風の征竜。
攻撃力、守備力ともに最も中途半端ではあるが、レベル属性を問わずドラゴンをサーチする効果は言うまでも無く強力。
風属性のドラゴン族には【ドラグニティ】がおり、サポートとしては最高のカード。『デブリ・ドラゴン』など優秀なチューナーも粒ぞろいである。
このテンペストは征竜の中で唯一の禁止解除となった。征竜の中では最も低いステータスを持ち、除外された際の固有効果も征竜の中では汎用性に乏しく限定的なので、風属性デッキサポートカードとしての扱い方に留まるであろうとの判断なのだろうか。確かに、他の征竜の効果は「対象範囲の広い蘇生・破壊・墓地肥やし」と、極めて危険な効果である。それに比べれば風ドラゴン限定サーチならまあええかの精神ということか。
ぶっちゃけ私も単体での規制解除など考えてもみなかったので困惑している。久しぶりに『風征竜-ライトニング』との親子コンボを堪能できるが、テンペストが1枚ではライトニングを使用する意義も薄い。そう考えると、もしかすると丁度良い塩梅の改訂だったのやもしれぬ。
環境のインフレはまだまだ進行していくと思われ、このテンペストが環境に与える影響如何では他の征竜も解除の運びになるだろう。
このように、征竜はその汎用性の高さと高次元の継戦能力、対応能力がずば抜けており、カテゴリごと規制させるのはやむなしだったといえる。
ヤタガラス今でも強いとかにわかもいいとこ
お前は馬鹿なのか?
しね
毎年毎年禁止だの制限だの長時間話し合っててバカじゃないの?と思うわけだが。
単純に同名カード3枚までなんてルールがあるのが原因なんだから、全カード一枚制限のルールに変えた方が絶対面白い。下らん話し合いに割いてる時間を使って誤解釈だらけのカードテキストの日本語表現いい加減見直せよな。
それでも世界一売れているカードゲームなので仕方ないですねえ
神判戻ってきてしまった・・・
マジっすか…
最近追えてなくて、更新も出来てなくて申し訳ない。
ちょっと勉強して更新しますね
エラッタ前の話しをしている時点でアホ。
69選とかw もっと10選とかに絞る頭ないのか?w
頭悪すぎww
見応えがあったわ