※毎週更新!コミカライズ『バジリスク~桜花忍法帖~』レビュー
まずはこちらの記事をご覧ください。
【アニメ化決定】小説『桜花忍法帖 ~バジリスク新章~』レビュー
…というわけで
買いましたヤングマガジン。
お目当てはもちろん…
これです。『バジリスク~桜花忍法帖~』
アニメ化が決定したということでコミカライズが先んじてヤングマガジンに今週号から連載されます。
…というわけで、幣ブログでは毎週この漫画版のレビューを行っていきたいと思います。
忍びのさだめ
まずは見開き。
まあ山田作品全体に言えることなんだけれど、基本忍は生まれ持った運命からは逃げることはできないし、抗おうとするようなキャラクターもいないんだよね。
忍にとって、目上の存在は神に等しい。『くノ一忍法帖』の伊賀忍者のようなイレギュラーは確かに存在するのだけれども、バジリスク況や、主人公サイドは御上に目に見えて逆らうってストーリーはないのよね。ただし、柳生十兵衛は別な!
この見開きから読み取れるのは、『桜花忍法帖』は運命に抗うストーリーってことか。山風忍法帖ではあまり考えられない展開。
燃え盛る江戸城
物語は燃え盛る江戸城から始まる。
なにいってんだこいつら
どうやら、何者かが上意に逆らって暴れているらしい。それを咎めてのこの問いのようだ
燃え盛る江戸城を背景に、大勢の侍たちを相手に大立ち回りを演じている男の名は…
”甲賀忍” 緋文字火送!!
…おっと、画像の順番が前後してしまった。決してこの火送はホモではない。
口から火を放つ恐るべき忍法『草水炎(くそうえん)』の使い手なのである。
上のキスをされた侍は、ゼロ距離から炎を浴びせられなんと爆死。南無三
なんか複雑な事情があるみたいね
忍たるもの主命は守れよ 甲賀忍者の名が泣くぞ
どうやら、この火送さんは上から到底受け入れられないような理不尽な命令を出されて、ブチ切れて暴れてるみたいだね。あるよねそういうこと サラリーマンたる忍者の宿命か
なんか優男が出てきたぞ、こいつが多分成尋衆だな
流れ的に噛ませ犬になりそうな火送さん。南無
甲賀八郎と伊賀響
場面変わってのどかな村。
伊賀甲賀親善試合なる大会が行われていた。木刀での力比べってところだね。
というか、あそこまでいがみ合っていた甲賀と伊賀がこんな大会を開くまでになったのね。アニメ『バジリスク』のラストにて、服部響八郎より語られた甲賀と伊賀が少しずつ交流を始めたってのが反映されている。
で、こいつらが主人公の甲賀八郎と伊賀響。
八郎は子供ながら超強い。親善試合の優勝者に贈られる羊羹を響が欲しがっていると察するや否や、優勝者の彼岸殿をぶん殴って強奪。
彼岸殿哀れ
響には甘い八郎。それもそのはず、この2人は許嫁同士であり、深く愛し合う仲なのだ。だが、驚くなかれこの2人は実の双子なのである(!?)。エロゲーかな
…ま、この時代そんなに珍しいことじゃなかっただろうけどさあ…
服部響八郎登場
!?
↑若き日の服部響八郎さん
えらいおっさんになっとるやんけ!
まあ12年以上経ってるっぽいしね…しゃーない。
というか、アンタ3代目服部半蔵を襲名したんちゃうの?なんでまだ旧名名乗ってんねん
傾く八郎
うーん…ぶっちゃけ違和感しかねえな
というか、忍としての自覚に欠け過ぎている。普通の漫画ならこれでもいいだろうけど、これは忍法帖なんだよね。大体、愛するものを殺すなんて愚の極みとか言っちゃってるけど、無印バジリスクと根本的に違い過ぎるよね…
作風もそうだけどさ、これ続編って認めていいのか?これから面白くなる気がしないんですがそれは
最初からクライマックスだぜ!
あ、俺この構図知ってるわ
ハンターハンターの陰獣だわこのパターン
で、なんか最終的に甲賀五宝連と伊賀五花撰連合と成尋衆が激突して終わったわけだけど、どう考えたって全滅するじゃんこいつら
全員噛ませだよどーすんのよ、というか原作知ってるからアレだけどさ
甲賀五宝連と伊賀五花撰が成尋衆に倒される→次世代(八郎と響きの同学年)が成長し、新たな甲賀五宝連と伊賀五花撰として復活
っていう経緯が小説にはあったのに、いきなり全部すっとばしちゃったよ
間違いなくこいつら全滅して尺を縮めに来ているよ…
後読:クオリティがアカン
わかっちゃいたが、漫画版は小説とはまったく違うオリジナル展開のようだ。
不満しかないというか、なんというか
アニメ版もこんな展開だったら本当にタイトルだけ借りているだけだ。原作レイプも甚だしいし、何より絵も受け付けない。せがわまさきに書いてほしかった。女キャラ全然エロくないし、キャラに魅力がまったくない。
↑せがわまさき氏が連載している『十~魔界転生~』のお品。エロい
パチスロ化させたいだけの版権ならアニメ化すんな
いま、私が言いたいのはこれである。
また別記事としてあげたいと思うのだが、結局裏でパチマネーが動いているのは間違いない。だがコミカライズの1話目からしてこんな出来であるならば、アニメもたかが知れているに相違ない。
つーか違和感しかないんだよな。『バジリスク』という名作の続編、と銘打っていいのかこれで?まあ、これからキャラクターのサイドストーリーが語られだすかもしれないし、1話目で見切るのは早計すぎるかもしれないが、とかく私にとってはガッカリだった。
『バジリスク』はパチスロ業界にとってはドル箱コンテンツ。牙狼のようにパチンコ版権化するためにアニメ化の話が来たのではないかと疑いたくもなるわ。
とりあえず2話も追います
本当はもっと語る予定だったのだが、ツッコミどころも多く疲れてしまった。
とにかく、今は2話を待つのみ。まあ響八郎さんには死亡フラグしか立ってないけどどうなるんだろうね。
次号を待て。
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コミカライズ『桜花忍法帖』レビュー(随時追加)
アニメ情報まとめ
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