国民的アニメ、ドラえもん。
私は小学生の頃、いわゆる『旧ドラ』と呼ばれる1期(日本テレビ動画版は黒歴史扱いなので除く)から今現在の2期への転換期を経験した。
ドラえもんの大ファンだった私は、どうしても新しいドラえもんアニメに馴染めなかったことをよく覚えている。大山のぶよのドラえもんは、『頼りになるお母さん』だったのだ。
近所にいるような世話焼きおばさんというか、子供を優しく見守る温かみが感じられた。子供ながらに、ドラえもんは頼りになる存在の象徴だった。
それが、2期になったことでドラえもんが子供の目線にまで下がってきてしまった。別にあの頃が良かったとか懐古に浸る気はないし、今はもう慣れているのだけれど。
…しかし、私もいつの間にか大人になってしまった。しかし、ドラえもんの面白さはまったく色あせていない。今の子供たちのよき友として、兄としてこれからも夢を与えていくのだろう。
ふとそんなことを思いながらドラえもんを久しぶりに観ていた次第である。
さて、早速だがこの記事はタイトルの通りだ。
私の思い出補正も語っていきたいとも思うのでよろしくなのである。
目次
1.青い空はポケットさ(日曜枠 1979~1981)
歌手:大杉久美子
どらえもんがまだ日曜枠だった頃の最初のED。
童謡のような曲調でまさに子供向けといった感じ。
2.まる顔のうた(1981~1984)
歌手:大山のぶ代
動画見つからず。
変なMADならあったけど、聞いてみたい人は検索してほしい。
3.サンタクロースはどこのひと(1984クリスマス)
歌手:大山のぶ代
調べていて、「ああこれドラえもんの歌だったんだ」と気づいた次第。
隠れた名曲というか、私が子供の頃はちょくちょくきいていた記憶があるんだが気のせいだったろうか?それともデジャヴなのか…
4.ぼくたち地球人(1984~1988)
歌手:堀江美都子
ポップな感じの名曲。
謳いやすくて好き。小学生の合唱などで歌われているとか。
5.青空っていいな(1988~1992)
歌手:堀江美都子
堀江さんの透き通るような声がマッチする。なんともこの時代らしい曲だね。
6.あしたも♥ともだち(1992~1995)
歌手:にしわきゆい
これも聞いたことがあると思ったらドラえもんだった。
この曲までのドラえもんEDは、DVDでしか観る機会もなさそうだ。
7.ぼくドラえもん2112(1995~2002)
歌手:大山のぶ代
これが一番ドラえもんのエンディングテーマの中では有名かもしれない。
「あったまテッカテ~カ♪」から始まる特徴的な歌詞と曲調は、聞いたが決して忘れられなくなるような不思議な中毒性を秘めている。
恐らく、私と同世代か、30代くらいの方々はこの曲がもっとも馴染み深いだろう。最長の7年という長い登板期間であった。
8.またあえる日まで(2002)
歌手:ゆず
まさかのゆず。
劇場版『のび太とふしぎ風使い』メインテーマ。この頃から、映画のメインテーマとのタイアップが多くなる。
ゆずらしい爽やかな曲。このエンディングテーマはよく覚えてるよ。のび太たちが肩を組んで楽しそうに歩いていた演出が印象的だったかな。
この頃から『あたしンち』が金曜19時半枠として放送されだしたこともあり、よく記憶に残っている。
9.タンポポの詩(2003)
歌手:THE ALFEE
私がいちばん大好きな曲。
2クール程度のエンディングテーマだったけれど、最も印象に残っている。
あのエンディングをもう一度観たい…覚えている方は共感してもらえるかもしれないが、哀愁がたまらなかった。ノスタルジーというか…夕陽をバックに走り、最後は全員で丘の上から地平の果てを見やる…
子供向けながら、大人へのメッセージが多分に込められた名曲だった。
10.YUME日和(2004)
歌手:鳥谷ひとみ
劇場版『のび太とワンニャン時空伝』のメインテーマ。タイアップで3クールエンディングテーマを務めた。
個人的にドラえもん史上最高の名曲。
旧ドラ劇場版ラストを飾った名作『ワンニャン時空伝』のテーマということもあり、強く記憶に残っている方も多いだろう。
この曲を聴くと涙が出てくる。観に行ったんだよ、小学生の頃…ワンニャン時空伝…
11.あぁ いいな!(2005)
歌手:ω(ダブルユー)
旧ドラえもん最期のEDを務めた曲。
懐かしいな~この曲もよく聴いていた。歴代のEDと比べたら異色な感じ。
ちょっと電波ソングっぽいけど、このころはこれが流行りだったのだろうか…
懐かしくて涙が出てくる
…うん。やっぱり、小学生までを旧ドラで過ごした私たちにとっては、懐かしすぎて思わず涙腺が緩みそうな曲ばかりだ。
金曜日。明日は学校が休みだ。19時になったらご飯の時間。TVを点けて、ドラえもんを観ながら家族団欒…なんて家庭も多かったのではあるまいか。私の家ではそうだった。ああ、懐かしい。
出来るならば…あの頃に戻りたいものだ…
皆さんはそうは思わないだろうか?
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