カープのCSチケットを転売した高校生が特定
某掲示板で昨日非常に話題になったのだが、カープのCSチケットを転売した「転売ヤ―」高校生が特定され、炎上した。
いくら転売ヤ―とはいえ高校生を晒すのは気が引けるので、
(まあ昔こんな記事書いたこともあるけども)
敢えてここでは、今回の事件を文に書き起こすに留める。
要点だけをまとめると
・広島カープのCSチケットを、高校生が仲間と協力し入手・転売し50万円以上の純利益を出した
・自己顕示欲から、それをTwitterにあげて(報告して)しまった
・今の時代、素人でも些細な情報から様々なことが判明してしまう。よって個人名・所属組織(学校)名はもちろんのこと、住所まで特定され今に至る。
転売ヤ―に告ぐ
インターネットビジネスには、「せどり」というものがある。
安く仕入れてきたものを需要のある者に高く売る、要はネットを利用した転売である。インターネットを介して、特定個人が卸売業者になれる時代なのだ。
詳細に言うと、例えば古本屋で100円ほどの昔の本を入手してきたとする。
それをYahoo!オークションなどに出してみる。そしてなんとそれが、1000円くらいで売れちゃったりするのだ。単純な話、900円の利益である。
これは立派なビジネスモデルの一つではあるが、今回のケースのように需要に対して明らかに供給が足らない場合、批判の対象になることはしばしばだ。
しかも、今回のケースではいわゆる「ダフ屋」行為をインターネットを介して行っているわけで、紛れもない犯罪行為である。
ブロガーからも怒りの声が多数あがっていた
野球ブログ村のブロガーからも、今回の件に関しては怒りの声が上がっており、
(カープブログ屈指のリベラル派であるろー・ふぁーむ・かるぴお氏のブログより抜粋)
我らが番長の引退試合でも、このように転売の魔の手が伸びていた模様である。
(marvina1氏のブログより抜粋)
つまり、いくら年齢が若くとも同情の声など一切期待しないほうが良いだろう。
やってることはヤクザ紛いのことであると自覚すべきである。これはモラルの問題で、企業で言うならばコンプライアンスに抵触するようなことだ。
本当にチームを愛していて、なんとしても観戦したい人間が、ただ金だけのために複数枚チケットを入手した人間のために適正価格でチケットを買えず、割を食うのだ。
まるで戦後の闇市である。
このような「いき過ぎたせどり行為」は、やる分には個人の勝手という範疇ではあるし、現状何をやっても警察が動くようなことはないが、もし個人特定などに至った場合、怨嗟(もしくはヘイト)が一挙に身に降りかかってくるというリスクは覚悟しておけということだ。
教訓
またしてもTwitterが「馬鹿発見機」として活かされてしまった。
人間は、誰しも認められたいものであり、自己顕示欲がある。特に若年層ならばその傾向が強いだろう。SNSは自己顕示欲を満たせるツールだから流行っているのだし。
今回のように、金をひけらかすってのは余計にヘイトが溜まるので、止しておいたほうがいいだろう。
それもこれも「若さゆえの過ち」と言ってもいい。
それこそベテランの転売ヤーは仕事としてやっている側面もあるので絶対に他者にバレるようなことはしない。闇の仕事は光に当たることがないものである。
10代でTwitterに水着写真などを投稿している女性諸君は、不特定多数の男性のズリネタになっていることを自覚すべきである。そんなもんで顕示欲が満たされるのは今だけ、写真はずっとネットの海に残り続ける。
のちのちになって恥ずかしい思いをする可能性があるのだから、リスクは極力回避するようにしなければならないと思うのだが、どうか。
貞淑な日本女子像など既に崩壊して久しいが…
そういったことを誰かが強く教えねばならない。ネットリテラシーは小学生からの必須にすべきだろう。
なのになにもせんから、無垢な小学生がブンブンだのハローユーチューブだの言いながら動画サイトに投稿して、ネットのおもちゃにされるのである。
とかく、球団側も何もしないのではなく、インターネット上での「ダフ屋」行為を見過ごすのではなく、積極的な解決案を提示していってほしいものだ。
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