ブログやTwitterなどのSNSで誰しもが簡単に情報発信を出来るようになって久しいけれど、適当こいたらぶっ叩かれるのは当然の話。
私はこれまで(はてなブログに来るまで)は、好きなことをなんでも書きゃいいじゃんというスタンスだったのだけれど、昨年のDeNAのキュレーションメディア問題などもあり、こと信憑性が不透明であるとか、自分のエゴを記事に反映させたりとかすると大して人が見ないブログでも炎上したりする(特にはてなはバズりやすいらしい)。
ブログを書いている以上、書き手はどうしても自分の意見・考えを反映させたいと思うもので、よく憶測とか入れたりちょっと背伸びして批判とかしちゃうのだけれど、理論武装でもしてない限りはネットユーザーに攻撃されてアタフタすることが殆どである。
前提
もしあなたがプロ野球ファンであるならば、『日刊ゲンダイ』『夕刊フジ』『東京スポーツ』の3大タブロイド紙は「飛ばし記事」※
正確な確証(複数の関係者からの証言・あるいは物証など)を得ずに、不正確な部分に関しては記者の憶測などで補完された記事の呼称・あるいは蔑称。
記者や出版社に根本的に内在する「特ダネ・スクープを逃すまい」とする焦りやノリが、結果的には不正確(不完全)な伝達内容の記事を生むという一つの実証例。
のオンパレードであるということは余りにも有名(東スポはけっこうスクープも多いけれど)。
これらの夕刊紙の妄想記事の多さは他の追随を許さず、記事の信憑性のせいで特定球団・団体から出入り禁止を食らっているほどである。
こんな感じなので仮にも情報メディアなのに誰も情報を信じておらず、記事を出すたびヤフコメなどに袋叩きにされている上、こんな扱いが長く続いたからか記者や本紙も完全に開き直っており、もはやネタ扱いされている稀有なメディア媒体となっている。
特に日刊ゲンダイの妄想記事の真骨頂として、『喋る机』がある。
喋る机
以下なんJwikiより引用
どうやらゲンダイの記者室に設置されているらしい。
「記者とその机の会話を記事にする」という斬新な取材スタイルを確立したことで知られる。また、その会話の内容から机の方が記者より立場は上であることが窺える。なお、喋る机記事はあくまで「記者と机の会話を書き起こしたもの」に過ぎず、情報の信憑性は全く保証されない。最近はあまり使われなくなっているが、日刊ゲンダイが信用できないことに変わりはない。
ちなみに最近は東京スポーツが喋る机を使うこともあるが、ゲンダイの机がほぼ概ね特定選手や球団叩きのネガティブ発言しかしないのに対し、東スポの机は選手への期待などポジティブな発言も多いため、叩かれるケースは比較的少ない。
実例
記 者 挙式は親族や友人ら約80人、披露宴は約170人が駆けつけました。
デスク 横浜の尾花監督や選手もいたんだろ?
記 者 それが……。
デスク 何だ。
記 者 参列者の中に、選手はおろか球団スタッフはひとりもいなかったそうです。
デスク ひとりも?
記 者 そもそも招待状を送っていません。
デスク ホントかよ?
記 者 招待状を郵送したのはFA宣言すると決める随分前。もう心は決まっていたということです。
デスク いくらソフトバンクに移籍するからって、10年間育ててもらったコーチやスタッフをひとりも呼ばないもんかね。
記 者 「『残ってくれ』と言った社長の言葉がすごく頭に残っていた」と言っていたのに、その加地社長も呼んでいません。
デスク 薄情なヤツだな。
記 者 ソフトバンク移籍を発表した日、「昨日まで考えていた」と言ったのはやっぱりウソだったことがバレちゃった。
デスク そういうことになるな。
机が喋った!?
…つまり記者が机と喋るというスタンスの記事なのだが、これがマジで記者の妄想甚だしい内容なのである。
上記の記事の件は、元横浜ベイスターズ(現福岡ソフトバンクホークス)の内川聖一選手の結婚式の記事なのだが…
元同僚・村田が祝福「お似合い」
http://www.daily.co.jp/baseball/2010/12/19/0003684612.shtml
横浜からは三浦、杉村コーチ、田代前2軍監督が、ほかに中日・佐伯らが出席した。
別紙によれば、普通に同僚を呼んでいたということが判明。
内川へのネガティブキャンペーンと捉えてもいいんじゃいかと思うほどの酷さである。
つまり、ロクに取材もせずに、憶測で記事を作っていたということだ。これがメディアでいいのか。
教訓
憶測や自分の妄想で記事を作るなということだ。
それをやったら、どうなるか?
・・・
( ^ω^)・・・
こうなります。
そして、こうなります。
はい。
去年、俳優の成宮君がパクられましたよね。というか引退しただけか。
そのとき、トレンドを狙って記事を更新した結果、短時間で即拡散され、憎悪の塊のようなブコメがたくさんつきました。余談ですが、私は攻撃してくるこういう名も無き連中を『名も無き修羅』と呼んでいます。
さらに、その後Twitterで殺害予告を受けました。
それだけヘイトが向いたってことですね。ビビり倒した私はすぐに記事を非公開にしました。ほとぼりが冷めたので最近記事を公開に戻しましたが…いや、冷や汗モンでしたわ。ネットって改めてこええ…
ですがそれ以上に、こんな飛ばし記事を書いた私が悪いッ!!!
しくじり先生
皆さんは、こんな私を反面教師にしてちょ。
じゃ、乙☆