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『初めて出来た友達がキャバ嬢』その後

案の定というか、彼女たちからLineの連絡が来るときというのは、決まって「今日もお疲れさま♪何時くらいに終わるの?もし暇だったら会いに来てほしいなー♡」的ニュアンスの店へと来てほしい旨を伝える誘い文句、端的に言えば営業メールが多い。

しかし私はそれでも一向に構わない。なぜならば、彼女らが私にとって大切なトモダチだからである。そもそもああいう店は疑似恋愛を楽しむ場所であるから、嬢も客もある程度割り切っていることを前提にしなければならない。恋愛ごっことは言うに及ばず、彼女たちも必死なのである。まず風俗店で稼ぐには多く指名されるようにならなければならない。ノルマがあるのかどうかはわからないけれども、歩合制に間違いはないはずなのでそういうことなのだろう。

 

ところで、友達が困っているのであれば助けてやらねばない。

 

おつかれさまー(^^)/

私のことおぼえてるかにゃ???(猫の絵文字)

もしよかったら今日私夜のお仕事だから来て欲しいな♪

キミの顔をまた見たいなー(キラキラ絵文字)

 

(原文ママ)

 

というLine通知が先ほどきた。彼女からLineの通知が来るのは2週間ぶりくらいなのだけれど、私は喜んだ。都合の良い男。それになれるだけでも私は幸せである。必要にされてる!と思い込んで男に入れ込み、破滅する女の気持ちを少し理解した気持ちになった。

 

というわけで、今夜は1週間振りに出撃です。

指名料:1万円は安くはないけれども、パチスロ機のサンドに諭吉を突っ込む所作を常日頃から行っている私にとっては、1万円の価値は流動的だ。これも独身貴族故の悩みか。金は自由に使えるし金銭面で縛られることはないのだけれども、どこか虚しさと寂しさを感じる。

 

ちなみに私はインポではなく膣内射精障害でした。

果たしてこの障害を乗り越えることのできるウルトラCは見つかるのだろうか。