今更ですけど、ベイスターズは今年から応援団が、選手がホームランを打った際にこの『横浜市歌』のサビを流しています。
横浜市歌は1909年(明治42年)に作られました。
作詞:森林太郎(森鴎外) 作曲:南能衛
横浜市立の小・中学校,高校では入学式や卒業式に歌います。
【歌詞】
わが日の本は島國よ 朝日輝ふ海に
連り峙つ島々なれば あらゆる國より舟こそ通へ
されば港の数多かれど 此横濱に優るあらめや
むかし思へば苫屋の烟 ちらりほらりと立てりし處
今は百舟百千舟 泊る處ぞ見よや
果なく榮えて行くらん御代を 飾る寶も入り來る港
【現代語訳】
わが国日本は島国です。
朝日が輝く海に,連なりそびえる島々なので,あらゆる国から船が通ってくるのです。それゆえ,港の数は多いのでしょうが,この横浜に勝る港はないでしょう。
昔を思えば,この横浜は,粗末な家から炊事の煙がちらほらと立つ寂しいところでした。
しかし,ご覧なさい,今や多くの船が停泊する活気ある港となりました。
この果てしなく栄えてゆく世を彩る文物が,今日も横浜港から入ってきます。
(※上記動画説明欄から丸々引用)
無論、横浜市民はすぐにピンときたでしょうが、私はつい最近になるまで知りませんでした。
あれ?今シーズンからなんかホームランの際になんかやってんな?
くらいにしかおもってなかったわけです。
でもいい曲ですね。
「いい応援歌が加わったな~」なんてボケーっとしながら観てたたわけですよ
ちなみに、タイトルにもある『されば港の数多かれど 此横濱に優るあらめや』の部分が流れるわけですね。
誰が考案したんだろう?
これって、球団から提案があったりして応援団が取り入れたとか、そんな感じなのですか?
それとも応援団の発案?
おしえてえらいひと
『アイラブYOKOHAMA』を体現している
カープには「宮島さんが申すには~」みたいなのがありますけど、こういう地元密着のアイディアはいいですね。
DeNAの考える、横浜という土壌に根付くプロ野球という意識改革は、着実に育まれてきているのではないでしょうか。
(2017年10月6日追記)
ベイスターズは、2年連続でCSに進出するところまで来ることが出来ました。
それも、球団が地域一体化を目指し、目標に向かって邁進してきた結果だと思います。