YouTubeには、昨今さまざまな芸能人も参戦していますよね。
お笑い芸人で言えば、もっとも有名どころで江頭2時50分さんや、宮迫博之さんなど。
彼らはTVから移ったYouTubeの世界でも成功を収めており、プラットフォームとしてのYouTubeの凄まじさがよくわかります。
しかしながら、本人の世間での認知度がそのまま成功には繋がらないのがYouTubeの世界。
例えば、何か一芸に秀でていないと、周りと同じようなことをやっていてもすぐに飽きられてしまいます。最初は物珍しさで観てくれていても、固定ファンが根付かないんですよね。
YouTubeユーザーは飽きやすく、新しいものに移ろいやすい。他人の真似事をしていても、すぐにオワコンになってしまいます。
というわけで最近のYouTubeは、飽きられにくく、コアなファンが付きやすい専門性のあるチャンネルが幅を利かせています。
そこへいくと芸能界の中でも、最強のマニアックな趣味を持つこの男が強いわけです。
そう、ダチョウ倶楽部の寺門ジモンです。
かつヤンマガで連載されていた「ネイチャージモン」を読めばわかりますが、この男とにかく趣味に対するこだわりが半端じゃない。
いや…趣味と言っていいのか。もはや趣味が本業。お笑いが副業と言い切るくらいのガチっぷり。
これは「ネイチャージモン」の異名が示す通り、とにかく趣味に対する造詣の深さは有名で、自他ともに認めているところ。
ダチョウ倶楽部のメンバー『寺門ジモン』のもう一つの顔。それが『ネイチャージモン』。
幼少の頃から兵庫県の山奥に住み、30年間独自のトレーニングを1日も休まず続けている。ある深夜番組のトークコーナー「芸能人、誰が一番ケンカが強いか」のゲストに呼ばれ、その楽屋で自分のキテレツなトレーニングを漫才コンビ・浅草キッドに話していたら、浅草キッドの水道橋博士が感動、後に著書「お笑い男の星座2」にそのことを執筆した。
後にそれを東野幸治が面白いとバラエティ番組「やりすぎコージー」でフューチャー。ゲストとして呼ばれ、そこではじめて「ネイチャー」と呼ばれた。「ナイスネイチャー!」という言葉もこの番組で誕生している。
時計、ジーンズ、スニーカー、軍モノ、ブランド物など、物のこだわりのパイオニア。特に食については独自の考え方を持っている。
引用:ネイチャージモン公式HP
造詣が深いとして特に有名なのはグルメ(特に肉!)ですが、昆虫採集(特にオオクワガタ)、スニーカー、筋トレ、ブランドなど、寺門ジモンのYouTubeを見ていると、そのすべてが規格外なことがわかります。
私もこのチャンネルの動画を観始めて、「この男すげーぞ!」となってしまい、ファンになってしまいました!
あまりにもマニアックすぎるので、浅く広く人気を獲得するのは難しいでしょうが、逆にいえばディープでコアなファンからの指示は絶大でしょう!
今回は、そんな寺門ジモンのYouTubeチャンネル「寺門ジモンのウザちゃんねる」にスポットを当て、その魅力を紹介していきたいと思います!
目次
「寺門ジモンのウザちゃんねる」とは?
ダチョウ倶楽部のメンバー、寺門ジモン氏のYouTubeチャンネル。
国民的なお笑いトリオに属しているものの、もっとも目立たず、もっとも笑いを取らない男という立ち位置の寺門ジモン氏ですが、若いころからお笑いとは別のベクトルにガチりすぎていることが有名で、特にグルメにおいては芸能界で右に出るものがいないほどの食通です。
好きなことをとことんまで突き詰め、あまりにもマニアック寺門ジモンの趣味は、専門性のある動画が伸びやすい現在のYouTubeとは相性抜群で、じわじわと人気を伸ばしているチャンネルです。
ウザちゃんねるとはどういう意味か?
「ウザちゃんねる」の「ウザ」というのは、「ウザい」ということらしいです。
寺門ジモン氏は、昔からあまりにもマニアックで深い知識を持っているので、ウンチクを話し出すと止まらない、また物事に対するこだわりが強すぎるので言動や行動が鬱陶しく感じる、などなど昔から「ウザく思われる要素」が多い人のようですね(笑)
これは自他共に認めており、半ば共通認識のような感じです。もちろん、悪い意味でも良い意味でも自虐の意味を込めての「ウザい」なので、芸人としてもオイシイ、秀逸なチャンネル名だと言えますね。
「寺門ジモンのウザちゃんねる」で取り扱われている動画内容
寺門ジモンといえば、グルメが特に有名ですが、自分の好きなことにはとことん打ち込むので様々なマニアックな内容の動画が楽しめます。
芸能人の中でも、これだけ知識・人脈に秀でているのは、YouTube向けだといえますね。
牛肉
なんといっても、焼肉の超名店「スタミナ苑」での焼肉動画。この動画は100万再生とバズっており、肉好きのな寺門ジモンの本領発揮といったところです。
ウンチクを言いつつも、焼き加減が完璧なのは流石。
ジモンがどれだけ牛肉好きかと言えば、牛肉をセリ落とすことが出来る「家畜商」の免許を取得するほどのガチっぷり。はっきり言って次元が違います。その熱意をお笑いに向けていれば天下を取れたと、明石家さんまに言われたというエピソードがあります(笑)
農家の方や、バイヤーなどお肉屋さんや焼き肉店だけではなく、おおもとのところまでたどっていくのだから、その人脈は凄まじい。
グルメ(肉以外)
肉に対する熱意がことさらに有名なジモン氏ですが、グルメ全般に造詣が深いので、さまざまな名店に出没します。
かつてオンエアしていた「取材拒否の店」を見ていてわかるように、「ジモンさんの頼みなら…」と、本来取材NGのお店でも快く引き受けてくれることが多いようです。
その理由は、通い詰めることは当然として、仕入れ先の業者とまで関係性を構築する、ガチの人脈のたまものです。
蕎麦を同じ店に2日に分けて食いに行ってて草
コメントもまったく同じ、しかも2日連続でまったく同じものを食べるという。
通常のテレビであれば、絶対にNGなことをやってますね。この常識にとらわれないところが良いと思います。
グルメ、特に焼肉は再生数の伸びもよく、需要があるようです。
昆虫採集(オオクワガタ)
ネイチャージモンと言えば山!!
そしてオオクワガタ!
なんでこんなこと知ってるんや?
ってことも知っている。「ネイチャー」の異名は伊達ではないということですね。
漫画「ネイチャージモン」を読めばわかるのですが、ジモンさんは子供のころ野山を駆け回っていた根っからの野生児だったようですね。
スニーカー
特に、私が個人的にこれはすごいなと思ったのは、趣味としてのスニーカー収集。
今でこそ芸能人のスニーカーマニアというのはたくさんいますが、だれもスニーカーに見向きもしなかったころからずっと集め続けているというのはすごい。
しかも、気に入ったものは2足ずつ集めるというのだからかけているお金も相当なものでしょう。
特に、今ではスニーカー界ではレジェンドになってしまったAtomosの本明秀文社長と、まったくスニーカーが売れなかったころから、原宿の小さな店で二人三脚で夢を語っていたということですから、これはちょっと次元が違うなと思いました。
本明社長
画像引用:スニーカーダンク
その盟友・本明社長とのスニーカートークは、スニーカーマニアなら必見モノの内容。
スニーカーをそこまで詳しくない私でも、引き込まれる内容になっています。
なんでも、その分野のパイオニアというか、本当に初期から活動してその業界に貢献してきた人のことをOGというらしいですが、ジモンさんはまさにOGと呼ぶにふさわしいですね。
芸能界の大先輩とあって、アントニーもタジタジです(笑)
「ネイチャージモン」を地で行く男、寺門ジモン
というわけで、ダチョウ倶楽部のメンバー寺門ジモンのYouTubeチャンネルの紹介でした。
私もかつてヤングマガジンで連載されていた「ネイチャージモン」の愛読者だったのですが、本当にこんな人間だったんですね(笑)
「ネイチャージモン」より抜粋
本業のお笑いより趣味がガチすぎて草
ネイチャージモンの漫画内での表現も、決して誇張ではなかったということが、YouTube動画からは伝わってきます。
…いや、むしろ漫画内では伝わり切れていなかったとすら言うべきでしょう(笑)
個人的には、これから最も再評価されていく芸能人の1人だと思っています。
これからも寺門ジモンを応援します!!
※ネイチャージモンはファンには必読の面白さです。
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