回転寿司、皆さんお好きでしょう?私の周りには全くナマモノを食べれないという人もいるにはいますが、概ねみんなスシスキーみたいですね。今回はそんな回転寿司のお話。
回転寿司で寿司が回っていない衝撃
先日、久方ぶりに回転寿司へ行きました。
レーン中央部に職人がいるタイプの回転寿司屋ですね。
したらばまず席に座ってビックリしたのが…
寿司がほとんどコンベアで回ってないんですよね!
殆どの客がみんな、寿司を直接職人さんに注文してるんですよ。確かに私も某大型回転寿司チェーンでも直接注文してばかりでしたけど。
みんなせっかち?
日本人は急ぎ過ぎているとよく言われますよね。
価格は通常、皿の色柄によって何種類かに分かれており(全皿均一価格の店もある)、食後に皿の枚数を数えることで精算を行う。回転している商品を待つのが醍醐味だが、欲しい種類の寿司が流れてこない時や、温かい汁物、冷たい飲み物などは、客が別途注文を出すことになる場合がある。既に回っている種類の寿司であっても、新たに頼んで握ってもらうこともできる。
客席はコンベアの高さにカウンターが設置された席と、ややコンベアより低い高さにテーブルとソファーが設置されたボックス席とがある。客層として家族連れなどが多い店は相対的にボックス席の比率が高い。
寿司以外には副食類や飲み物、デザートなどを回している店もある。子供向けや工程削減などのために、わさび抜きで握っている店舗では、無料で使用できるわさびが回っていることもある。引用:Wikipedia
回転する寿司を楽しみに待つような余裕が、待てない性質の現代人からは消えてしまったのかもしれませんね。
現在はスマホ社会。ほんの昔は動画ひとつダウンロードするのに一晩かかるとかザラだったのです。今は非常に高性能なストリーミングがあるので、一度慣れてしまうと恐ろしいもの、ものの十数秒のダウンロードにすらイライラする人が多いらしいですよ。こういった環境の変化が、現代人から待つ心を無くしていったのかもしれないですね。
回転する寿司は不衛生?
よく、「レーンにある寿司は不衛生だからなるべく注文しなさい」と親に言われていました。
理由としては、
・回っている寿司は外気に長く晒されているため乾燥している(=味がおちているかもしえれない)
・もしかしたら虫が触れたかもしれない
・他の客の唾液の飛沫などがかかっているかもしれない
などが挙げられます。
どうせ同じ金を出すのであれば、少しでもこうしたリスクを減らしたいという想いは皆同じってことですね。
こうした理由から、どうせレーンから寿司が取られないのであればもうコンベアに乗せないほうがいいな、という店側の理由も頷けます。しかし、これでは普通の寿司屋とも変わらないのでは?と思ってしまいます。
くら寿司の対策
そんな中、大手回転寿司チェーン店のくら寿司は、こうした現状に対して様々な対策を行っています。
例えば、衛生対策として開店している寿司にこうしたカバーをかけています。
確かに、これなら衛生面に気を使わず安心ですね。鮮度も保たれているらしいです。
それにくら寿司は、回っているお寿司を食べることを強く推奨しています。注文してから手元に来るまでのほうが時間がかかるし、食べたい寿司が回ってこない!ってことを避けるためにも多くの商品を流すことを心掛けているのがその理由なんだとか。
くら寿司のような経営を!
くら寿司と言えば、マグロを赤字で提供しているということが挙げられますね。
そのために醤油皿を無くして直接寿司にかけるという手法を確立させたり、様々なコストカットを敢行しています。
それが何かと話題になり批判の対象とされることも多いですが、徹底的に無駄を削減する科学的運営には個人的に好感を持てますね。
まとめ
みんなで楽しく食べれる回転寿司。
皆さんも一度初心に帰って、コンベアに自分の食べたい寿司が回ってくるのを待つという楽しみ方をされてみてはいかが?
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